徒然子日記

社会人女子大学院生の徒然日記

自己紹介

 

 

こちらのページまでお越しくださりありがとうございます。

徒然子と申します。

・プロフィール

都内在住のアラサー女子です。

海外旅行が趣味で学生の頃はバックパッカーをして25ヵ国以上周遊しました。

卒業して社会経験を積む中で大学院進学を決意!

4月から社会人と大学院生の生活がスタートします。

 

・ブログに書いていくこと

  • 海外旅行についての経験(いつ旅行に行ったかが分かるように日付を遡って書いていきます!)
  • 留学について
  • 大学院受験について
  • 社会人と大学院生活について

 

旅行に行く際や受験前は様々な方が情報を発信していることに大変助けられました。

次は私が情報を発信することで少しでも多くの人の役に立つことを願って・・・

大学院受験の雰囲気と面接対策

お茶の水女子大学院を社会人枠で受験しました。

社会人枠といっても在学生と同じ受験ステップが必要な中、情報があまりのっていなくて受験時にすごく不安だったので、この経験が誰かの役に立てばというのと、自身の備忘録のために、大学院受験の雰囲気と面接対策を記載します。

 

(大学院受験の雰囲気)

大学構内の一つの教室の中で受験をしました。

過去の受験でものすごく緊張するタイプではなかったのですが、受験会場に行くまではずーーっと心臓がバクバクして、大学受験の時よりも倍以上緊張したし、前日もよく眠れなかったので、1週間前くらいから睡眠をたっぷりとっておくことをお勧めします。

 

しかし教室に着くと、「もうやるしかない!!どんな問題が出るかは分からないし、あとは自分の勉強の成果が試されるだけだ。敵は自分のみ」という気持ちに切り替わり、ある意味落ち着きました。

 

服装は本当に自由で、私服の人の方が多かったかも??、髪の毛も新卒面接のときのようにまとめていったり黒くしなくて大丈夫でした。

それでも、やはり第一印象は外見であり、見た目で結果を左右されたくなかったのでスーツで行きました。(髪は鎖骨くらいの長さでしたがまとめませんでした)

 

午前中に試験があり、午後から面接だったのでコンビニで買ったお昼を自席で食べました。

休憩時間が1時間程度と思ったより長かったので、気分転換に教室の外に少しだけ出たりもしました。

 

試験中に監督をされている方はもちろんいましたが、大学受験と違って少人数(大学の専攻にもよりますね)なので、ガチガチの監視体制というわけではなかったために昼休みに外の空気を吸うことができました。

 

 

(面接対策)

以下のことを聞かれるのではないかと想定して、面接のQA集を作ることで対策をしました。

 

・自己紹介

・志望理由

・なぜこの大学にしたのか(他の似た大学でなくていいのかと言われたときの返し方も含める)

ジェンダーの意味

・学部では何を学んだか

・論文をどのように描いたか(代表的な参考文献も答えられるように)

・研究計画の説明(何を・どのように・どうやって研究するか)

・研究を通して何を学びたいか、身に付けたいか

・研究スケジュール

・仕事とどのように両立するか

・なぜその教授に教えていただきたいのか

・提出書類に書いていた自身の経歴について深堀されたときの回答

・最近読んだ論文について

・卒業後の進路

・試験に落ちたらどうするか

・併願先の有無

 

想定質問をスラスラと答えられるようになるまで何度も練習をして、自分が答えているところを動画に撮ってどのような人に見えるか?も少しだけ確認しました。

また、久しぶりの面接なので、入室・退室のマナーもYouTubeで検索しました。

 

 

何を聞かれたかは具体的には書きませんが、1つの質問を想像以上に深堀されて四苦八苦し、焦ってものすごく変なことを回答してしまいましたし、

聞かれていることが理解できなくて何とか答えたものの、面接官も私も「???」という顔になる場面がありました。

 

面接時間は20分程度で、他の学生よりも若干長かった気がします。(全員同じ部屋で呼ばれるまで待機して、終了すると荷物を取りに戻ってくるので1人あたりの面接時間が把握できます)

 

試験が終わったときは、なんとも言えない気持ちに包まれ、面接官の反応からもきっと落ちたに違いないとものすごく落ち込みながら帰宅しましたが、奇跡的に合格をしていました。

 

この情報が誰かの役に立ちますように。

 

 

お茶の水女子大学院 専門分野試験の勉強方法について

お茶の水女子大学院を社会人枠で受験しました。

社会人枠といっても在学生と同じ受験ステップが必要な中、情報があまりのっていなくて受験時にすごく不安だったので、この経験が誰かの役に立てばというのと、自身の備忘録のために、大学院受験時に設けられている専門分野試験の勉強方法を記載します。

 

(過去問題について)

受験校をある程度調べて絞ったら過去の専門試験問題をHPからダウンロードしておくことをお勧めします。HP上には過去3年分しか載っていないことが多く、私は受験準備に1年半かかったので、1年経つと4年前の過去問題が削除される代わりに新しい試験問題が掲載されていました。

大学の時のように赤本などはないし、在学生のようなツテもないので、1つでも多く過去問題が手元にあると安心感があると思います。

 

過去問を用意したら過去の問題を眺めて傾向を分析しました。

私が受けたお茶の水大学の試験は、60分の筆記試験の中で3問中2問を選択するのですが、大問1つの中に小問題がいくつかあり、文章を読解して下線が引いてある箇所の言葉の意味を回答したり、自分の考えを述べる小論文方式でした。そして大問中3問の内1問は英語文章で問題が出されていました。

 

問題を眺めた上で、問題の傾向は、

図表の読み取りや、1つの社会的要因の背景理解と説明、用語の定義、考察、問題解決策、事例の説明、影響、メリット・デメリットを述べる必要があり、

ジェンダーに関する時事問題や社会学(神学、気候変動、雇用)も幅広く問われているのかなぁと考えました。

 

(専門分野試験の具体的な対策方法)

問題の傾向より、対策として具体的には以下の4つを実践しました。

 

1)時事問題対策としてジェンダー関連のニュースを過去も含め追いかける

2)男女共同参画白書などの政府が発刊しているジェンダーに関する本(データ集)を読む

3)過去3年で施行された法律や内閣官房のHPを読み、ジェンダーに関連する法律を追いかける

4)上記で出てきた単語や言葉をノートにまとめ、意味を理解・暗記し、言葉の説明や問題点・解決策などを400字前後で述べられるようにする

 

上記について詳しく説明します。

 

1)時事対策

日経に加入していたので、キーワードで「ジェンダー」「女性」「男女」を検索して、過去3年分(日経で調べられるのが過去3年分だった気がします・・)の記事をすべて読みました。

ただ読むだけではなく、記事の中にでてきたキーワード「アンペイド・ワーク」「子宮頸がん」「合計特殊出生率」はノートにメモし、言葉の意味を調べる。

→そしてそのキーワードをまた日経の中で検索し、関連記事を読む。

→キーワードをノートにとって言葉の意味を調べる

→関連記事を読む。

ということを繰り返し、どんどん深堀りをしていきました。

 

なぜその問題が生じているのか?関連する問題はなにか?解決するにはどうすればいいか?日本で生じている問題は世界ではどうなっているのか?

キーワードだけでなく背景まで理解し、自分の言葉で説明できるようになるまで徹底的に調べていきました。

 

2)ジェンダーに関する本を読む

男女共同参画白書など政府が出しているデータブックから学べることはたくさんあります。

問題を作る教授からしたら大変良い材料でもあります。

しかし、大学院の試験なのでこのデータブックの資料に載っていることは基本中の基本であり、データブックの図表をそのまま使用するような問題はきっと出ないとも思っていたので、

単に図表を眺めるだけではなくて、1つ1つをきちんと理解できるように心がけました。

 

過去の統計と現在の統計の比較が大体のっているので、なぜ統計が変わっていっているか、その数字の低さや高さの社会的背景は?問題点は?解決策は?

と新聞の読み取りと同様にこちらも1つのデータから深堀りしていきました。

 

3)国の施策を学ぶ

女性が活躍できる場を広げるためには法律の改正や法律の整備が必ずあります。

今のままのルールでは通用しないので改正などが行われているのです。(例えば育休など)

ということは、最近できた法律や政府の動向を調べると現在の社会問題に直結していることが分かります。

 

そこで、改正された法律を調べ、過去はどうであったのか?改正により何が変わり、何が期待されているのか?なぜ改正することになったのか?

を調べてノートにまとめていきました。

 

4)説明する文章を組み立てる

1~3を実践することで膨大な単語・社会事象のデータが手元に集まっていると思います。そして改めて眺めると1つの事象は他の事象とも関連していて複雑に絡み合っていることもぼんやりと分かってくると思います。

 

ノートにまとめた単語の意味(例:性的マイノリティ、労働力率、GGCI、賃金格差など)を自分の言葉で述べることができるか、そしてそれが問題視されている背景、解決策を400文字前後で説明する練習をしました。

 

400文字前後としたのは大学院の試験問題の数と、制限時間より、1問400文字前後の回答が妥当だろうと考えたからです。

大学によって問題数や時間が異なると思うので自分の大学にあった字数を検討することをお勧めします。

 

(その他のおすすめ)

小論文対策は、なんとなくわかった。で終わらせずに、とにかくどんどん深堀して徹底的に理解できるまで調べていくことをお勧めします。

 

関連していくことまで調べていくとすごく時間がかかるので、全然進んでいないような気がして途方に暮れるかもしれませんが、小論文試験とは自分の考えを文章に表すことであるので、表面上の理解や、上辺の知識では字数が足りなくなり、上辺の理解であることが透けてみえると思ったので「急がば回れ」と自分に言い聞かせて勉強していました。

 

また、「理解できた」と思ったら友人や家族にその言葉の意味や社会的背景を説明してみることをお勧めします。

手で書いているのと、言葉で話すというのはけっこう違います。

 

(どうしても不安だったら)

どれだけ頑張っても、社会人受験はものすごく孤独で、ツテもない場合はその他の受験生と比べて自分がどの位置にいるのかもわからずに不安をぬぐえない時もあると思います。

SNSで自分と同年代の友人が楽しそうにしている姿を見て「私は何をしているんだろう」と思ったりすることもあるかもしれません。

そんな時は、「不安がなくなるまで努力する」。これしかありません。

 

自分が努力してきた時間を可視化することで、これまでの努力の蓄積が目に見えて安心に変えられるように、「集中」というアプリを使っていました。

勉強する間だけONにすると、1日、1週間、1ヶ月、1年単位で勉強した時間を記録してくれます。

その棒グラフを眺めて、「これだけ頑張ったんだから大丈夫」「先月よりは勉強できたぞ」と自分を鼓舞していました。

 

後は、最後の神頼みということで受験用のお守りを買ったり、試験前日にはトンカツを食べました。笑

そんな小さなことも、大事だと思います。

 

この歳で、とか、社会人になってるのに。とか、思うこともあるかもしれないけれど社会に出たからこそ本当にやりたいことが見えてきたり、社会での経験を活かせることもあると思います。

人生100年時代!今日が人生で一番若い日!!やらない後悔よりやる後悔!ということをよく自分に言い聞かせていました。

 

この情報が誰かの役に立ちますように。

 

 

 

 

 

社会人大学院 受験までのあれこれ

1)論文作成

論文作成についてまったく知見のない私は途方に暮れており、論文の書き方についてかなり調べましたが、とってもわかりすかった本はこれです!

「論文の書き方マニュアル」有斐閣

論文の書き方マニュアル新版 | 有斐閣

 

まさに名前のとおり、マニュアルで、様々な参考文献のまとめ方、各章を書くときの進め方など丁寧にまとめられており、この本のとおりに進めることで論文を書き上げることができました。

論文を書く過程は学びになると思ったし、もしも論文を書く過程がつまらないと思ったのであれば、やっぱりジェンダー学は向いていないという事で諦めようとも思っていましたが、文献を調べれば調べるほど楽しくて、最終的には必要ページ数よりも10枚以上上回った文量で論文を書き上げることができました。

 

2)オープンキャンパス

大学院は年に1回、オープンキャンパスの日が設けられているので定期的にHPをチェックして必ず参加することをおすすめします!!

試験に合格した在学生の勉強方法を聞けたり、受験を考えている人のおおまかな人数がわかったりします。

私はオープンキャンパスで、英語試験には足切りがあるらしい・・という情報をキャッチし、在学生の方の受験時の英語試験のスコアも確認することで最低はそのスコアをとることを目標にしていました。

また、HPには載っていない過去の入学試験を問題をもらえたりする可能性もあります!

 

3)研究計画書

オープンキャンパスに行って教授の連絡先をゲットしたことで、4月に書き上げた研究計画書や論文を教授にメールで送り研究室訪問を依頼しました。

研究室訪問はできなかったけれど、論文と研究計画書の内容に乖離があることを指摘いただき、もう一度自分の軸を見直して「なぜ国際協力に関心があるけれどジェンダーを専門にするのか?」を問い直しました。

そして第三者からみて疑問に思うだろう、乖離がある部分の繋がりをもう少し良くするために研究計画書をまるっと書き直しました。

 

これこそ想定外のスケジュールで、

英語の試験の方も1回では納得がいかずに出願書類を出してから英語スコアだけ後出しをする(つまり本当に次の試験で点数がとれなかったら不合格確定)。という本当にギリギリを攻めて、泣いても笑ってもこれが最後の英語試験では、なんとか目標スコアをとり、全ての書類を無事に提出することができました。

 

なので、受験勉強開始時に立てていた計画と実績は後半がちょっと押せ押せになっています。

【計画と実績】

2022年7月~9月:英語の文法の再学習と論文のテーマ探し(ジェンダーの中でどのテーマを深堀して論文を書けそうか興味関心を探る)→計画通り

10月~12月:論文作成 →計画通り

2023年1月:論文を書き終えたので少々休息と英単語強化期間 →計画通り

2月~4月:英語の試験対策と研究計画書の作成 →4月末に研究計画書の書き直しを決意

5月~6月:英語試験を受ける →英語勉強と研究計画書の書き直しを並行

7月:出願書類準備 →出願書類準備と英語試験受験を並行

8月~9月:大学試験対策(面接と小論文試験)→9月の2日ごろが試験だったので本試験の対策期間は3週間程度

 

社会人の方は長い受験準備期間の中で仕事の繁忙期や閑散期などいろんな時期があると思いますが、平日も週末もコンスタントに勉強をし続けるのはなかなかリフレッシュできなくて地味にきついです!

 

私は、5月から特に本腰を入れて、「提出物は何をきりとっても後悔のないようにする。あともう少し勉強すればよかったという後悔だけはつくらない」という目標を掲げて、朝5時に起きる朝方生活にシフトし、在宅勤務の日は6時~9時までの3時間を勉強に、出社の日は通勤の往復1時間と職場の近くのカフェで7時~9時前までを勉強に当て、平日は3時間、週末は7時間を目標にしていました。

(学生のときのような1日10時間は、リフレッシュもしにくく家事もままならずけっこうきつかった!!)

週末7時間だと、朝7時から勉強を始めた場合15時頃には終了し残りは自由時間にできるので適度にリフレッシュできておすすめです!

 

ネット上の情報も、ツテもなくて、真っ暗闇の中手探りのようで本当に怖かったけれど、不安なら不安がなくなるまで努力しよう。と自分に言い聞かせてとにかく前進するしかありませんでした。

いろんな働き方や職業形態があると思うので少しでも社会人受験生の方の参考になれば幸いです。

 

 

社会人大学院 受験までのスケジュール

試験までに必要な書類【願書(受験票)、志望理由書、研究計画書、大学卒業証明書、社会人の活動報告書(履歴書のようなもの)、論文、TOFELかIELTSのスコア】

が一通り分かったところで、まずはそこまで苦手でない英語の試験を受けることにしました。

 

学生のころIELTSを受け、そのスコアで留学するも、なかなかハイスコアがとれなかった私には、「IELTSは難しい」という記憶がとにかくあり、IELTSよりは知名度のあるTOFELにチャレンジしてみることに(笑)

単語帳や問題集を買って、2か月間一通り勉強したものの、TOFELの試験ではげき・ちん☆☆

ペーパーテストではなくコンピューター形式で、周りの雰囲気にのまれにのまれまくった。(周りのスピーキングの声が気になったり、部屋に入った人からPCの前に座り試験を始めるので自分が遅く感じてしまい変に焦った)というのもあるけれど、本当に留学してたの??というくらいのスコアをとり、これはもう上辺ではきかないのでずっと苦手だった文法の基礎の基礎からやらないとだめだと心機一転。

高校生用の学習テキストを購入し、文法をこつこつ勉強しなおすことに。

そして、英語テストはやっぱり経験ゼロのTOFELからではなく、少しでもベースのあるIELTSからにしよう、と方向性を修正しました。

 

自分の英語レベルと英語学習に関してやるべきことが明確になったので、次に受験までのスケジュールを作成。

志望校が2校あるなかで受験時期は9月と2月だったので、来年の9月受験を目標にすることにしました。

論文の作成にかかる時間や、英語試験の伸び率、必要な勉強時間をざっくり計算し、こんなスケジュールに。

 

2022年7月~9月:英語の文法の再学習と論文のテーマ探し(ジェンダーの中でどのテーマを深堀して論文を書けそうか興味関心を探る)

10月~12月:論文作成

2023年1月:論文を書き終えたので少々休息と英単語強化期間

2月~4月:英語の試験対策と研究計画書の作成

5月~6月:英語試験を受ける

7月:出願書類準備

8月~9月:大学試験対策(面接と小論文試験)

 

もともと計画や目標をたてたらそれに向かって行動してくことが好きな私は、毎月計画を見直したり、週ごとに目標をブレイクダウンして着々と準備をしていきましたが、社会人ということで予定通りにいかないことももちろんあったので、週の中に調整日を設けることで、計画よりも大幅にずれることがないように進めていきました。

 

社会人大学院の決め方

大学院進学を志したはいいものの、院に進学した友人も少なく、大学時代の教授のツテもありませんでした。

しかし、どの分野を学びたいかはすでに決められていたので、ネットや図書館にある「大学院一覧」の本で調べることに。

 

調べると、ジェンダーを専門の科目として設けている大学院がそもそも少なく、ほとんどが女子大がある大学ばかりでした。

母数の少なさにびっくりしながらも、とにかく学べる可能性がある大学院のHPを徹底的にみて、職場と家からの距離や、受験時期、受験に必要な書類を調べていきました。

ジェンダーは専門ではないけれど少しかじっています。という大学院もいくつかあったので、最初の候補には4校があがりましたが最終的には2校に絞りました。

 

どちらの大学院も受験に必要な書類はほぼ同じで、

願書(受験票)、志望理由書、研究計画書、大学卒業証明書、社会人の活動報告書(履歴書のようなもの)、論文、TOFELかIELTSのスコアでした。

そして、試験内容はどちらも面接と筆記試験を兼ね備えていました。

 

大学時代、ゼミにも所属せず単位数を多くとることで卒業し、卒業論文を書いてない私は、論文なんて書けないよ~と半泣き状態でしたがとにかく大学院を絞るところまで5月中に勧めました。

 

 

社会人で大学院を目指すまで(3)

何をやりたいか。まで固まったところで、次にどうやって?ですが、

「何をやりたいか」が見えたところでもう一度、それぞれの国際協力を行っている団体の活動内容を見直しました。

 

そして、やっぱりかっこいいなと思うのは国際機関。

UNICEFなど、一般人には入れないものだと思っていたけれど、努力を重ねてその機関で働く(国際公務員)ことになった人のストーリーをたくさん見つけました。

そして、国際機関の1つに「UN Women」というジェンダー平等の活動を推進している機関があることも知りました。

もっと早くこの道を見つけていれば・・・という後悔にまたも押しつぶされそうになりながらも、もう、やりたいことが見つかったので進むしかありません。

 

調べていくうちに、国際機関といえど1つの大きな会社のようなもので、その中には現地で働く職員もいれば、人事、財務、広報などの職務の募集があること、

そして、日本は他国に比べて国際機関に多くの出資をしているにも関わらず、国際機関で働く日本人の割合が少ないことから、日本政府が国際機関で働く日本人を増やそうと日本人だけの募集要項や採用ルートを設けていることも知りました。

 

いったん目指すなら一番高いところを目指そう・・!

一番ハードルが高いところはそれだけ条件や達成するまでの道のりも険しいはずなので、その道を目指せばどの道でも応用が利くだろう。ということもあり、

国際機関への応募の仕方を調べると、日本人だけの募集要項には、1)語学力、2)大学院を卒業していること、3)年齢制限(35歳以下)、4)勤務経験 という条件が出てきました。

 

今から大学院・・・?と悩みに悩みましたが、ここまでを調べるまでに何度も思った、「もっと早く動いておけばよかった」という後悔はもうしたくないということと、

社会に出てから専門性や知識が無ければ何の役にも立たないという事を痛感していたので、大学院に行けば国際協力や女性支援に関する知識がついて今後の進路の幅が広がるかもしれない。とにかく大学院を目指そう。と前向きにとらえ、大学院進学を決意することにしました。