1)論文作成
論文作成についてまったく知見のない私は途方に暮れており、論文の書き方についてかなり調べましたが、とってもわかりすかった本はこれです!
「論文の書き方マニュアル」有斐閣
まさに名前のとおり、マニュアルで、様々な参考文献のまとめ方、各章を書くときの進め方など丁寧にまとめられており、この本のとおりに進めることで論文を書き上げることができました。
論文を書く過程は学びになると思ったし、もしも論文を書く過程がつまらないと思ったのであれば、やっぱりジェンダー学は向いていないという事で諦めようとも思っていましたが、文献を調べれば調べるほど楽しくて、最終的には必要ページ数よりも10枚以上上回った文量で論文を書き上げることができました。
大学院は年に1回、オープンキャンパスの日が設けられているので定期的にHPをチェックして必ず参加することをおすすめします!!
試験に合格した在学生の勉強方法を聞けたり、受験を考えている人のおおまかな人数がわかったりします。
私はオープンキャンパスで、英語試験には足切りがあるらしい・・という情報をキャッチし、在学生の方の受験時の英語試験のスコアも確認することで最低はそのスコアをとることを目標にしていました。
また、HPには載っていない過去の入学試験を問題をもらえたりする可能性もあります!
3)研究計画書
オープンキャンパスに行って教授の連絡先をゲットしたことで、4月に書き上げた研究計画書や論文を教授にメールで送り研究室訪問を依頼しました。
研究室訪問はできなかったけれど、論文と研究計画書の内容に乖離があることを指摘いただき、もう一度自分の軸を見直して「なぜ国際協力に関心があるけれどジェンダーを専門にするのか?」を問い直しました。
そして第三者からみて疑問に思うだろう、乖離がある部分の繋がりをもう少し良くするために研究計画書をまるっと書き直しました。
これこそ想定外のスケジュールで、
英語の試験の方も1回では納得がいかずに出願書類を出してから英語スコアだけ後出しをする(つまり本当に次の試験で点数がとれなかったら不合格確定)。という本当にギリギリを攻めて、泣いても笑ってもこれが最後の英語試験では、なんとか目標スコアをとり、全ての書類を無事に提出することができました。
なので、受験勉強開始時に立てていた計画と実績は後半がちょっと押せ押せになっています。
【計画と実績】
2022年7月~9月:英語の文法の再学習と論文のテーマ探し(ジェンダーの中でどのテーマを深堀して論文を書けそうか興味関心を探る)→計画通り
10月~12月:論文作成 →計画通り
2023年1月:論文を書き終えたので少々休息と英単語強化期間 →計画通り
2月~4月:英語の試験対策と研究計画書の作成 →4月末に研究計画書の書き直しを決意
5月~6月:英語試験を受ける →英語勉強と研究計画書の書き直しを並行
7月:出願書類準備 →出願書類準備と英語試験受験を並行
8月~9月:大学試験対策(面接と小論文試験)→9月の2日ごろが試験だったので本試験の対策期間は3週間程度
社会人の方は長い受験準備期間の中で仕事の繁忙期や閑散期などいろんな時期があると思いますが、平日も週末もコンスタントに勉強をし続けるのはなかなかリフレッシュできなくて地味にきついです!
私は、5月から特に本腰を入れて、「提出物は何をきりとっても後悔のないようにする。あともう少し勉強すればよかったという後悔だけはつくらない」という目標を掲げて、朝5時に起きる朝方生活にシフトし、在宅勤務の日は6時~9時までの3時間を勉強に、出社の日は通勤の往復1時間と職場の近くのカフェで7時~9時前までを勉強に当て、平日は3時間、週末は7時間を目標にしていました。
(学生のときのような1日10時間は、リフレッシュもしにくく家事もままならずけっこうきつかった!!)
週末7時間だと、朝7時から勉強を始めた場合15時頃には終了し残りは自由時間にできるので適度にリフレッシュできておすすめです!
ネット上の情報も、ツテもなくて、真っ暗闇の中手探りのようで本当に怖かったけれど、不安なら不安がなくなるまで努力しよう。と自分に言い聞かせてとにかく前進するしかありませんでした。
いろんな働き方や職業形態があると思うので少しでも社会人受験生の方の参考になれば幸いです。