国際協力関係をやりたい!と決めたものの、何をどのようにするかを決めるため、徹底的に調べることに。
まず、情報収集のため、国際協力に興味関心のある人々が集うオンライン上のグループに参加しました。
そして図書館やネットで徹底的に情報収集!
そもそも国際協力とは、政府・国・民間で行われる国境を越えた援助・協力活動であり、開発途上国は196ヵ国中150ヵ国(76%)。
開発途上国は貧困や紛争を抱えており、貧困は教育や雇用の機会を奪い、社会不安を抱きます。そして社会不安は紛争の原因になるのです。
そのため、国際社会全体の平和と安定・発展のために開発途上国の人を支援することが国際協力なんだということを改めて理解。
やっぱり、ボランティアや旅で学んだように、支援をするなんて姿勢はおこがましくて、結局は自分たちが教えてもらったり、助けてもらうことが多く、最後には自分たちに返ってくるものなんだな。と思いました。
そして、国際協力は大きく分けて4つの分類で区分できることを知りました。
1)国際機関:国際公務員のことで複数の国にまたがって存在し、国際的に活動を行う組織のことです。例として国連、ユニセフ、WHOなどが挙げられます。
2)政府系機関:日本政府が全株式を保有している機関のことです。例として外務省、JETRO、JICAなどがあげられます。
3)NGO:フィールド対応として現地に根付いて活動を行う組織のことです。例として、セーブザチルドレン、プランインターナショナルなどがあげられます。
4)企業:民間企業としてODA案件やインフラ業務として国際協力を行っている会社のことです。
調べれば調べるほど、世間にはこれらの道をもっと幼いころから習得していて、この道に進むために戦略的に進路を決めたり、勉強をしてきている人がいることが分かり、自分のスタートダッシュの遅さに落ち込みました。笑
私も国際協力に興味があったのに、何をしてたんだろう。。と落ち込み、SNS上で楽しそうな友人の世界を見て、自分の過去の経歴を振り返りながら、やってきたこと・やってこなかったことを見つめなおすのがしんどかった。。
それでも、社会にでて働いてきたからこそ、「やっぱりやりたい!」と思えるようになったんだ。と自分を鼓舞し、少しずつ少しずつ調べていきました。
国際協力についての大枠が分かったことろで、次に分野です。
国際協力の「何をやりたいか」を調べていきました。
開発・貧困削減、教育、人道支援、人権、難民などなどたくさんの本や、国際協力を行っている団体のHPを除き、活動内容などを調査。
そして、自分のこれまでの経験や考えてきたことから、
「女性というだけで社会で働きにくくなる現象」「現地支援はキリがなく、現地には現地の人の幸せがある。変わるべきは途上国ではなくて先進国の人ではないか」
という2つの軸が思い浮かび、途上国の女性を支援する団体で広報業務
を行いたい。というところまで行き着いたのです。